このシーズンオフ直前時期の牝馬限定マイルハンデ戦。基本的に荒れないわけがないレースになります。
有力馬6頭の短評については「朝日杯FSとターコイズSの有力馬を解説します」を参照いただけたらと思います。
【予想のポイント】
【ハンデ】
牝馬限定と言うことで、全体的に1㎏増やしているハンデです。
中山で3週目でもあり、馬格のない馬には不利ですね。
G1以外で牝馬に56㎏以上背負わせるのはいかがなもんかという気もしますが、欧州の競馬を見習っているのでしょうか。
ハンデは以下の通りです。
- 56.5 ⑨アンドラステ
- 56 ③ドナウデルタ
- 56 ④フェアリーポルカ
- 56 ⑤イベリス
- 56 ⑫スマイルカナ
- 56 ⑭マルターズディオサ
そしてルメール騎手で人気になりそうなドナアトラエンテが55㎏です。
行きたいイベリスやスマイルカナには厳しく見えます。ドナウデルタも2㎏増で得意の1400mからマイルになるのは厳しいです。マルターズディオサも馬格がなく56㎏は厳しいか。
フェアリーポルカは昨年同斤56㎏で3着しています。
アンドラステはハンデ戦得意そうなタイプと見ています。
【時計・展開】
金曜日の朝まで降った雨の影響は多少残りそうで、やや時計がかかり、パワーもいる馬場でしょうか。
昨秋の最終レース、2勝クラスで47.3-46.7=1:34.0でした。ペースはもう少し早くなり、時計はもっと詰まりそうですが、雨の影響が残れば1:34秒前後と掛かりそうです。
逃げるのは⑤イベリスか、⑫スマイルカナも行きたいところですが番手でも競馬ができるので競りかけるまでは行かないか。
もう一頭大外⑯クリノプレミアム菅原君が競りかけると58秒前後になりそうで、ゴール前の混戦が予想されます。
【予想】
【1列目】
◎⑨アンドラステ
同期の強豪が引退していく中、ここにきて、更に充実してきたアンドラステです。早い時計が苦手ですが、ここは願ったような馬場になったと見ました。
底力のある血統構成なので、他の有力馬より0.5㎏重いトップハンデを背負いますが充実度でカバーしそうです。
勝ちみの遅さは残りますが、展開が流れて、ゴール前底力の勝負になりそうで、良いのではないでしょうか。
▲⑮ギルデッドミラー
前走はレースになりませんでしたが、叩き2戦目で進路が取れる外枠、戸崎君への乗り替わりも大きなプラスです。
アーリントンカップ2着、NHKマイル3着の実績を活かしたいところです。54㎏も魅力です。
【2列目】
〇⑦スマートリアン
京成杯AHで4着後の前走は、調整ミスでしょう。今回は、きっちり調教もこなしていますので、相性の良い池添君、54㎏で勝つまであるかもしれません。
【3列目】
△⑩ドナアトラエンテ
全姉のジェンティルドンナほど強さも決め手なく、ドナウブルーほどスピードもありませんが、時計が掛かりそうで、ルメール騎手でどうにかするか。
△⑭マルターズディオサ
実績十分で、中山得意の田辺君というだけで十分怖いですね。
56㎏も仕方ないところですが、馬格が無く55㎏でも苦しいところ、56㎏で3列目としました。
【買い目】
単・複 ⑮ギルデッドミラー
馬連・ワイド ⑦、⑨、⑮のボックス3点づつ
3連単 ⑨、⑮→⑦、⑨、⑮→⑦、⑨、⑩、⑭、⑮の12点
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