毎日王冠と京都大賞典を予想します

レース予想

両レースの有力馬・穴馬については「今週の注目馬と先週の振り返り」も参考にしていただけたらと思います。

かつては天皇賞と結びつきが強いレースでしたが、有力馬は中2週と言うことで出てこなくなりました。

毎日王冠は、むしろマイルチャンピオンシップや香港に向けた独立したG2になりました。

京都大賞典もここから天皇賞に行くよりもJCや、そのままアルゼンチン共和国杯へいくパターンが多くなっています。

毎日王冠

【予想のポイント】

【馬場・コース・時計】

開幕週で開催も春以来なので相当早い馬場かと思いましたが、スローが多かったにせよ、それほど早い時計は出ていません。

9R2勝クラス 60.9-58.1=1:59.0

12R2勝クラス 47.8-34.1=1:21.9

毎日王冠も速く流れそうになく1:46秒前後かと思います。

【展開】

かつて、大橋巨泉が「府中の1800展開いらず」と言っていましたが、近年驚くようなスローに流れることもあるので、展開も考慮しなくてはなりません。

⑬トーラスジェミニの逃げ、⑧ダイワキャグニーが番手が一般的な見方でしょう。そうなれば早くは流れません。

ただ、⑪カイザーミノルや⑨ヴェロックスの出方次第では、もう少し早く変わってくるかもしれません。

ダノンキングリーは一昨年、出遅れて追い込んで勝っていますが、先行もできます。

川田君なら出たなりに行って末脚を信じて乗るでしょう。

同じことは最内枠に入ったルメール騎手にも言えることでぴったり内を、先行勢を見ながら、出たなりで行けると思います。

【予想】

【1列目】

◎⑦ダノンキングリー

58㎏は課題も、背負いなれた斤量です。川田君なので、出たなりで進めて直線末を伸ばせば、勝てると見ました。

▲①シュネルマイスター

NHKマイル1着、安田記念僅差の3着なのですでに一流マイラーと言えるでしょう。

父Kingmanの父はスプリンターのInvincible Spiritですが、マイラーです。

母方はドイツオークス馬なので、展開次第では弥生賞2着できるように開幕週の1800m、しかも府中なら問題ないでしょう。

最内枠でルメール騎手なら、なんの無駄なく乗って勝ち負けに持ち込めるはずです。

【3列目】

人気通りに買うので3列目は絞ります。

△⑤ポタジェ

△⑧ダイワキャグニー

ポタジェは古馬になって成長力の乏しいディープ産駒ですが、府中の1800mがベストと見て3着ならと見ました。

昨年2着のダイワキャグニーは展開に恵まれそうなので、最も得意のコースで3着ならと見ました。

ヴァンドギャルドは時計勝負に、ケイデンスコールは休み明けに疑問が残ります。

ヴェロックスは前走の敗戦でもう買わないと決めました。

【買い目】

馬連 ①-⑦1点

3連単 ①、⑦→①、⑦→⑤、⑧の4点

絞ります。

京都大賞典

【予想のポイント】

【馬場・コース・時計】

コースを一回りするので、直線の急坂を2回上ります。2回目は必死ですが、1回目は先行勢の展開によっては、大きくスタミナが削がれることになります。

阪神は早めの馬場です。

8R2勝クラス 46.7-45.8=1:32.5と後傾ラップでも早い時計が出ています。

ここはスローだとかなり上りの早いレースになる可能性が高いと思います。

【展開】

②ベルヌスの逃げ、隣の③ステイフーリッシュや休み明け⑦ダンビュライトがついて行く形で、②は距離に不安がありますので、ペースを上げることはなく、スローになるのではないでしょうか。

上手く力を溜めて4コーナーから溜めた脚を発揮できる馬が勝ち負けでしょう。

【予想】

【1列目】

◎①アイアンバローズ

2勝クラスをなかなか勝てなかった馬が、圧勝して抜けると、3勝クラスも連勝してオープン入りしました。

無理はせず、秋に備え、ここから始動です。能力が足りているか、休み明けはどうか、課題はありますが最内枠でじっとして、後は望来君に託します。

▲⑥ヒュミドール

いつ走るかわからない、オルフェーブル産駒2頭を1列目にするのは無謀な点もありますが、有力馬に死角があるので狙います。

血統的にはこなせると思うのですが、実績のない距離も開幕週なのでこなせると見ました。

両頭ともオルフェーブル産駒なので着外も十分あります。

【2列目】

〇⑨アリストテレス

菊花賞2着、AJCC1着の実績から、春は人気になりましたが、3戦着外でした。

特に宝塚記念の負け方が良くなかったので、立ち直れるかと言ったところです。

ただ、デムーロ騎手なので、復活か壊れるかどちらかではないでしょうかね。

【2列目】

△③ステイフーリッシュ

△⑭ヒートオンビート

ステイフーリッシュはこのレベルのレースでは常に上位にこれます。勝ち切れないことが逆にこの馬の特性といえます。

ヒートオンビートも安定勢力です。桜花賞馬を母に持ちますが、2000mのマーメイドSにも勝っています。兄にラストドラフトもいて開幕週も良いのですが、大外枠でも3列目としました。

【買い目】

単勝 ①1点

馬連 ①-⑥、⑨2点 ワイド①-③1点

3連単 ①、⑥→①、⑥、⑨→①、③、⑥、⑨、⑭の12点

では。

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