小倉記念と関屋記念を予想します

レース予想

先週はダート重賞ばかりでお休みしました。オリンピックはやっていましたが、個人的にはあまり興味はなく、ゴルフぐらいしか見ませんでした。

オリンピック期間中でも、TVで競馬中継がいつもと変わらずあったのがとてもありがたかったです。

今週は新潟で伝統のマイル戦関屋記念と小倉で行われる小倉記念です。

夏に多いハンデ戦小倉記念と別定戦の関屋記念です。別定の関屋記念は当てたいですね。

小倉記念

【予想のポイント】

【馬場・時計】

梅雨時期のような天気で、小倉も今週はかなり降っていて、土曜日は不良馬場でした。前開催から間がないのですが、開幕週なので外伸びというわけではありません。

日曜日には雨は止むようですが、時計は掛かっていますので、2:00台で、スローになると2:01秒台もありでしょう。

時計よりも馬場の巧拙や、小回りでの立ち回り、ハンデ差や騎手の進路選択が問われる競馬でしょう。

【展開】

典型的な逃げ馬はいないのですが、グランスピードや、前走差して良さが出たショウナンバルディあたりが行くでしょうか。そういったメンバー構成から、思い切った戦法を取る陣営が出てくるかもしれません。一応はグランスピードが行く構えを取るでしょう。

ただ、59秒を切るようなペースにはなり難く、早くても1分を切るくらいでしょう。それでもやや前傾になるかもしれません。

【予想】

【1列目】

◎⑧ヴェロックス

前走休養明けのエプソムカップは直線馬群が外に出る中、内を突いた3着ファルコニアの更に内を突いて4着でした。

ジャスタウエイ産駒はダノンザキッドを含めて早熟疑惑というか、気性の難しさから負けると崩れていく傾向があります。一方で、父同様に古馬になってからの再成長の可能性も、まだ残されており、皐月賞2着を含めて馬券圏内を外していない2000mで復活を期待します。

小頭数の外目の枠で馬込に入らないので、ここで勝ち負けできないと後がなくなると思います。重馬場はこなす程度でしょうが、下手ではないと思いますので期待します。

▲⑥ダブルシャープ

ペーカパド×アグネスタキオン産駒です。ペーカパドもフランス系で重馬場が上手い要素がありますが、何といっても牝系がメジロ血脈で重馬場が上手いと言えます。

重馬場実績、コース実績共にピカイチなので、本来ならここから行くのがセオリーですし、54㎏で。

【2列目】

〇③グランスピード

キズナ×フレンチデピュティ産駒で、1800mだけを使って3.2.1.4で、小倉でも良績2.1.0.1をあげていますし、着外は長期休養明けでした。ワンターンの1800mよりも1週回る1800mの方が成績が良いのは先行型であることと、早い脚がないことです。

牝系がリアルシャダイ×Assertなのでスタミナはばっちりで、血統的には2000mへの距離延長は問題なく、1800mに慣れすぎていることだけが心配ですが、先行力と53㎏に期待します。開幕週なので逃げて欲しいですね。

血統的には重馬場もこなすと思います。鬼であっても不思議ではありません。

【3列目】

△②ファルコニア

素質の良さがでて、連勝して絶好の条件だった、G3のエプソムカップでは3着でした。

こちらも1800mも得意ですが、コースはワンターンが特に良く、決め手を持っています。

弱点は、この一族にありがちな、スタートです。川田君なので、上手く出れば行ったなりで先行もできるので、そうなると小回りも対応できそうです。

早い上りが使える点、ここでは逆に重馬場への適性があるかでしょう。

△⑩スーパーフェザー

ディープインパクト×Awesome of course(Deputy Minister系)ですが、牝系はスタミナがあり、2000mも守備範囲で、重い馬場にも対応ができています。

まだ、3勝クラスの馬ですが53㎏と豊君で不気味です。

【買い目】

馬連・ワイド ③、⑥、⑧のボックス3点づつ。

3連複 ⑥、⑧-③、⑥、⑧-②、③、⑥、⑧、⑩ の7点

関谷記念

【予想のポイント】

【馬場・時計】

土曜日の10R1400mで1:21.1、最終の千直が勝った馬が強かったにせよ54.7と、それほど時計は掛かっていません。

朝には雨が止む予報になっていますので、水はけの良い新潟なので、良か、良に近い稍重までには回復するかと思います。

勝ち時計は1:33秒前後でしょうか。

【展開】

典型的な逃げ馬はいないのですが、逃げるとしぶといマイスタイルがクリスティやミラアイトーンを抑えて行くにいしても、57秒前後のハイペースにはならず、全体時計が速く、上りも速い競馬になりそうです。

当たり前ですが、粘れる先行馬か早い上りの差し馬が有利で、ディープ産駒有利なのですが、サトノアーサーは長期休養明け、ベストアクターは距離実績がありません。

ラセットには雨が降らないと時計が足りないか。

【予想】

【1列目】

◎⑪ソングライン

ディープ系で、少し切れが削がれるキズナ産駒ですが、NHKマイル僅差2着はここでは格上です。

それでも、51㎏なので、古馬相手に、もたれる癖・早い上りがない弱点をカバーできると見ました。

池添君も3回目の騎乗で対応できると見ました。

かなり人気になっていますが、やや時計が掛かる馬場も得意でしょうから負けないかなと思います。

【2列目】

〇①グランデマーレ

ロードカナロア×ネオユニヴァース産駒です。新馬から葉牡丹賞??を連勝して、休養し、神戸新聞杯を惨敗して、マイルに路線を変更し、マイルを連勝して、一息入れてここに出てきました。

マイル路線変更は血統からすれば当然ですし、間隔を開けましたが調教も抜群で、スピードもあるのでG3のここなら十分戦えると思います。

枠の1番枠が気になりますが時計が掛かる馬場も気にならないでしょうから狙います。

☆⑰マイスタイル

ハーツクライ×ミスプロ系フォーティナイナー産駒です。一言で言えば一本調子の馬で、とにかくベストはマイペースで逃げることです。ハイペースなら番手でも行けますが、クリスティやミラアイトーンならマイペースでハナを主張して行くと見ました。

乗り込み十分で走っていますし、典さんの騎乗に期待します。

【3列目】

△⑥ロータスランド

Roberto系Point of entry×Scat Daddy産駒です。Scat Daddy母父はカレンブーケドールと同じです。

Robertoの18.75%とMr. Prospectorの12.5%と底力とスピードのバランスから言えば底力よりですので、新潟のマイル向きとは言えません。

日曜日は降らない予想なので、スピード・切れともに若干足りないと見ました。

△②ベストアクター

ディープインパクト×クロフネでマイル向きな上に、牝系がダイナアクトレスに繋がっていて、いかにもマイラーなのですが、1400mにこだわって使われていて6.1.1.3で阪急杯を制しています。

マイルは2戦着外ですが、血統派としてはここは敢えて狙います。

△⑭クリスティ

キズナ×クロフネ産駒です。早い時計も対応できそうですが、やや時計の掛かる馬場も得意にしています。

調教は抜群に動いていますので、デムーロ騎手に期待します。

【買い目】

馬連・ワイド ⑪-①、⑰の2点づつ。

3連複 ⑪-①、⑰-①、②、⑥、⑭、⑰の7点

【先々週の振り返り】

【クイーンステークス】

◎サトノセシル 3着

〇マジックキャッスル 2着

▲シャムロックヒル 9着

△ドナアトラエンテ 11着

△フェアリーポルカ 4着

勝馬テルツェットを小柄なディープ産駒で洋芝に合わないとして消しましたが、合わなかったのはドナアトラエンテでした。

また、テルツェットは好調だったのは間違いなく、せめてドナアトラエンテと印を変えてればと、悔いが残りました。

シャムロックヒルは抑えてしまっては一本調子の同馬の良さは出せませんでした。ピンかパー的な馬ですね。

的中馬券は〇-◎の2-3着のワイドのみでした。

サトノセシルはもう少し前で競馬ができると見ていましたが、結果的に後ろから行ったのが良かったのか悪かったのかは、わかりません。

サトノセシルの後ろをついて行って、空いたところを伸びたテルツェットのルメール騎手の好騎乗はさすがですね。

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