はじめに 「えっ、12頭」
初めに登録馬を見たときに、「えっ12頭」と声がでてしまいまいました。
ただ単に頭数が多ければ面白いとは思いませんが、秋の天皇賞に12頭とはいかにも少なすぎる感じがします。
しかも、フィエールマンは本来ここに出る予定ではなく、オールカマーからJCだったそうです。
原因は馬主というか、生産者グループの寡占からくる有力馬の棲み分けにあると、近年囁かれ続けています。
確かに、アーモンドアイが強いから回避という馬がいるかもしれないことは否定しません。
でも、アーモンドアイは5歳牝馬です。
すでに成長は止まっていて、これまでの貯金で戦っている女傑に挑まないのは伝統あるG1競争を汚すものであります。
競馬の楽しさ・ワクワク感のため、せめてサリオスやカレンブーケドールが出ていたらと思います。
棲み分けられたメンバーによるG1で、8勝目をあげたところで、どれほどの意味があるのでしょうか?
馬場状態
本日後半マイル戦が2戦ありました。
10R 46.5-46.3=1:32.8
11R 48.6-46.3=1:34.9
11RアルテミスSは2歳戦でスローでしたので、天皇賞も後傾ラップにはなるものの、10Rの平均ラップでも32秒台が出たのなら、天皇賞は1:57秒前後ではないでしょうか。
また、内外もほぼイーブンで若干外目の方が有利に見えました。
1:57秒台で後傾ラップ、5F59~60-5F57~58程度になれば、フィエールマン、逃げないキセキ、ブラストワンピースには不利で、クロノジェネシスも3着があるかに思えます。
府中の良馬場で中距離の申し子アーモンドアイに有利になりました。
印と理由
本命は今日の馬場からアーモンドアイにします。
成長は止まっていますが、絶好の舞台ですし、スピードと底力があるサリオスのような新たなメンバーが見当たらず、この枠なら不利を被る可能性も低く、名手が乗りますので崩れる要素はありません。
逆転があれば、目新しさには欠けますが昨年2着のダノンプレミアムに期待します。
アーモンドアイとは勝負付けが済んでいるようにいえますし、5歳秋のディープ産駒で成長は止まっているという見方もできます。
ただ、ダービー後の1年近い休みもありますし、調教で押さえも聞いていましたし、内を見ながらポジションが取れるのでレース運びも楽そうです。
昨年は通ったコースの違いで、思わぬ着差が付きましtたが、悲観する内容ではなかったと思います。
中内田厩舎は休み明けでもきっちり仕上げられる厩舎ですし、川田君とのコンビに、そろそろ栄冠がやってきても良いのではないでしょうか。
ただ、勝負根性に欠ける点はありますので、やはり単穴です。
2着候補はダノンキングリーです。本当は4歳馬を本命にしたかったし、ダノンキングリーにとってベストのG1舞台ですが、G1における勝ちみの遅さと、58kgの重量、そして微妙に1800mの方が走れる実績から〇としました。
アーモンドアイを本命にしましたので、後は3着候補として充実の牝馬2頭、クロノジェネシスとスカーレットカラーにしました。
去勢効果が顕著で展開が有利に働きそうなダイワキャグニーも気になるのですが58㎏とこちらも微妙に1800mの方が走るので抜けにしました。
- ◎ アーモンドアイ
- ▲ ダノンプレミアム
- 〇 ダノンキングリー
- △ スカーレットカラー
- △ クロノジェネシス
買い目・終わりに
馬券は▲の単複、馬連で◎-▲、〇の2点
3連単は◎、▲→◎、▲、〇→◎、▲、〇、△、△の12点です。
やはり、サリオスにはここに出てきて欲しかった。
無敗の3冠馬が過去2週、さかんに言われてますが、近年最も弱い世代ともいわれていますので、No2サリオスが今後の3歳馬の目安になると思ったのですが…。
残念です。
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