2020年気づいたこと、振り返り(予想結果・回収率)など

Opinion・特集

3月末にアフリカから帰国し、2週間の狭いホテルでの自主隔離では、メンタルがやばくなりそうでした。2週間後にはすでに緊急事態宣言中でしたが帰宅できました。

そんな状況の中、気分転換になったのは、やはり競馬でした。

くしくも、時は春のG1シーズンの幕開け時期でしたのでなおさらです。

とにかく5月末のダービーまでは無事、競馬の開催が続いてくれないかと祈るばかりでした。

しかも今年は無敗でクラシックに挑戦する馬がいて、なおさらでした。

無事有馬記念まで終了し、牡牝とも無敗の3冠馬が誕生し、G1最多記録と牝馬による春秋グランプリ制覇と歴史的な年になりました。

 

【気づいたこと】

府中の芝コース

今年予想家たちが府中の芝コースを「トランポリン馬場」という言葉をチラホラ聞くようになりました。

この言葉は、ここ数年府中の時計の異常さに、もやもやしていた私には霧が晴れるような言葉でした。

どういうことかというと、「距離によるスタミナが削がれ難い」、もっと具体的に言えば、2400mであっても2000mのスタミナがあれば十分で、折り合える差し馬であれば好走は可能で、後は絶対的スピードと能力(スピードの持続力)だけ。

これでマカヒキのダービー制覇やグランアレグリア圧勝の安田記念や2000万馬券が出た2015年ストレイトガールが勝ったヴィクトリアマイル、3着のミナレットなど、腑に落ちたことが多くありました。

これでは欧州から来る中長距離系の馬はJCで勝負にならないのは既成の事実です。

もちろん、生身の生き物の世界です。これで100%説明できるとは思っていませんが、血統から適性距離を推理する予想法なので、来年は春秋府中の芝コース距離10~15%減理論で臨みたいと思っています。

4歳牡馬も相当弱い

今年は3歳馬が弱いと言われてきましたが、よくよく古馬混合のG1レースの結果を見ると4歳牡馬も相当弱い結果です。

G1で馬券に絡んだのは大阪杯3着ダノンキングリー、宝塚記念3着モズベッロ、マイルチャンピオンシップ3着アドマイヤマーズくらいです。

結果、春の天皇賞以外は牝馬が独占しました。

3歳馬が弱いとされていましたが、秋は毎日王冠とアルゼンチン共和国杯で3歳馬が勝利し、歴史的なJCはコントレイルが厳しいローテの中2着に入りました。

来年は打倒牝馬は3歳牡馬に期待しようと思っています。

とは言っても、3歳牝馬もデアリングタクト、レシステンシア、レイパパレ、スマイルカナと結構揃っていますので、このまま牝馬の時代が続いても全く不思議ではありませんけどね。

【予想結果】

券種予想点数的中点数払戻回収率
単勝3253,190100%
複勝3492,80082%
ワイド6097,350123%
馬連・単5511,46027%
3連単8193109,290133%
Blogをはじめた札幌クイーンS以降予想記事に載せた買い目全て

単複はまずまずですが、複勝は120%を超えないといけないと思っています。

ワイドはとても有効な券種で、どうしても1頭抜けてしまうことが多いので、今後も中心にしたいと思います。

馬連、馬単はあまり買わないのですが、ひどいですね。やめた方が良いレベルです。

3連単は3レース的中しましたが、京成杯AHの的中が大きかっただけで、ラッキーでした。3連単は夢があるのでやめられませんね。

札幌記念は馬連も的中して完璧な予想でしたが、もう少しそういうレースを増やしたい気持ちはありますが、なかなか上手く行きませんでした。

来年に向けて

馬券的には単複が基本なので、ここをもう少し精度をあげていきたい。血統派として、ぶれない軸を持ちきれなかった点が時々ありました。無理筋な狙いも多くあったような気がします。それ故、後悔も多く感じました。そこが改善点だと思っています。

そうすればワイドも3連単もついてくると思っています。

来年の注目馬

サリオス

サリオスの雄大で胴長、短足っぽいところが好きです。胸前が発達していますので、マイル路線を使われていますが、中距離路線で使って欲しいと常々思っています。

姉のサラキアが早熟なディープ産駒でありながら、今年5歳の夏から本格化しました。

サリオスはハーツ産駒ですし、今後も成長が見込めます。マイル路線と早々に決めつけるのは早すぎると思います。

ボッケリーニ

全兄はラブリーデイ。明け5歳の金杯で初のグレードレースを勝利して1年で6勝し、宝塚記念と秋の天皇賞を勝ちました。

ボッケリーニは一足先に4歳の暮れ中日新聞杯に勝利しました。来年どこまで兄に近づけるか注目しています。

デアリングタクト

たった5戦で考えうる最小レース数で3冠を達成し、JC3着でした。

早熟とは言い難い血統なので、今後どこまで成長できるか楽しみです。

ただ、どこを目指すかは難しいですね。国内なら大阪杯から宝塚を目指して欲しいです。香港でもいいかな。

G1勝つようなら秋は凱旋門どうでしょうね。

コントレイル

最も強いレースだったのは。東スポ杯2歳Sでした。相手は弱かったけどその時計は府中とは言え驚愕でした。そして内枠から下げて、大外まくって、サリオスを競り落とした皐月賞です。

秋の天皇賞が最適の舞台ですが、春はどうしますかね。気になります。

クロノジェネシス

こちらは去年と同じ路線行くのでしょうか?海外ならドバイか香港という手もあります。

どちらにしても、まずは今年の3冠馬との対戦が望まれます。

今年はどうもありがとうございました

以上、今年お付き合いいただいた皆さんに感謝いたします。

来年もレース展望記事に力を入れて予想の参考になればと思います。

後、初心者向け企画ができればと思います。

では、良いお年を。

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