ローズステークス・セントライト記念を回顧します

レース回顧

今週の予想は1勝1敗で、完敗と完勝でした。

ローズステークス

レースは60.9-59.0=1:59.9と後傾ラップで、番手につけたリアアメリアの圧勝でした。

予想の記事にも書いた通り、血統的にこの距離ならデゼル>リアアメリア、フアナは馬体成長後、一叩きされて絶好の狙い目と考えていました。

結果、スローの差し馬リアアメリアが好枠を利して、スローの番手でしたから、圧勝は理解できます。距離も今日は持ちました。

ひょっとしたらこの馬はサウスポーかもしれません。本番でわかりますね。

トライアルの中内田厩舎+川田騎手のコンビは健在でした。

対するデゼルは15番枠から出遅れて後方から、直線大外に出しましたが、脚を余して4着でした。せめて3着以内に入って欲しかった。

フアナは出遅れて、推進力もなく、いわゆる2走ボケだと思います。京都は合っていると思いますので、秋華賞に出会られるようならもう一度狙ってみたい。無理かな。

アブレイズは全く良いところなく将来的に黄色信号で、今後どういうレースが合うか試行錯誤していかなくてはなりません。G3を勝っているので秋華賞には出走できるかと思いますが、もうそんな余裕はないと思います。

フィリオキアリもトライアルに強いかと思いましたが惨敗というか、切れる脚がありませんでした。こちらは黄色信号というよりも、自己条件で試行するべきでしょうね。

クラヴァシュドールは5着と可も不可もないレースぶりでした。もどかしいですが、ハーツ産駒なので将来的にもう一伸びあるかもしれません。

結局、東西のトライアルでは旧勢力が順調に夏を越えたことだけが証明されました。順調さを武器にぶっつけで臨むデアリングタクトに挑戦する構図になりました。

  • ◎フアナ       11着
  • ▲ デゼル       4着
  • 〇 アブレイズ     12着
  • ☆ フィオリキアリ   8着
  • △ クラヴァシュドール 5着
  • △ リアアメリア    優勝

馬券はさっぱりでした。

それにしても、展望記事で14頭の短評を書きましたが2、3着の馬は含まれていませんでした。

うーん。

セントライト記念

6F74.6(5F62.6)-60.4=2:15.0と実質2秒ほど後傾ラップでした。しかし、ラスト2Fが12.4-12.7と掛かっていて、本当に今年の中山は異常な馬場状態です。もう直線に向いた時には各馬すでに足を使っていたと言うことになります。

バビットは1コーナーまで遊びながら走っていましたが、完勝でした。これで4連勝となりますので、打倒コントレイルの有力候補になりました。

展望記事でも書きましたが、母父タイキシャトルですが、祖母系統が底力・スタミナ系がずらりと揃っていて、本番菊花賞でも問題ないと思っています。むしろ、母父位スピード系でないと、重厚過ぎてしまうほどです。

サトノフラッグは弥生賞のようなレースぶりで4角で先頭に立つ勢いでした。しかし、思いの外直線では伸びませんでした。この夏中の成長は微妙ですね。

ガロアクリークはクビサシが太く、胴が詰まっていて、走りぶりも首が高く、短距離向けの馬に見えるのですが、良く3着に粘っています。本当に不思議な馬です。

ラインハイトは4コーナーの手応えが良かったので、もう少し伸びるかと思いましたが、止まってしまいました。この馬が3着だったらと、馬券的にいやらしい思いも少しあります。

ヴァルコスはラスト4着争いまで伸びてきたというか、周りが止まっていたので伸びているように見えました。本当にスタミナがある馬です。休み明けは走らないと見ていましたので、あえて無印にしましたが、本番の京都では有力馬です。3コーナーの坂上から追い続けても、ばてないのではないでしょうか?菊花賞でこそ買いたい馬です。

レースぶりから、サトノフラッグとガロアクリークはここまでかなと見ています。

  • ◎ バビット     優勝
  • ▲ サトノフラッグ  2着
  • 〇 ココロノトウダイ 6着
  • ☆ フィリオアレグロ 7着
  • △ ラインハイト   4着
  • △ ガロアクリーク  3着

配当は高くはありませんでしたが、単複、馬連、ワイド各1点で的中でした。馬連14.6倍はつきました。3連単は24点でしたがヒットしました。

今週末はいよいよコントレイルが始動します。無敗の3冠馬になるかどうかは別として、ここ神戸新聞杯は通過してほしいと思います。

ではまた。

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